こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!
前回のバイク編に続き、今回はラン編。
宮古島トライアスロン2024 レースレポート【バイク編】宮古島トライアスロン2024のランコース
2024年はほぼ1往復のコースに回帰。
相変わらずアップダウンばかりでほぼ平坦がないコース。
キツイのは、
①折り返し直前に一気に下り、折り返した直後にガッツリ上る
②レース終盤、地味に上る
あたりだろうか…
ちなみに公式のマップでは獲得標高が510mとなっているが、さすがにそこまではない…おそらく250m程度。
今回は距離が35kmとなんとも半端…30kmほどは勢いで行けないので、割とロングらしくなった印象。
一方で、42.195kmでないから目標タイムがもちにくい。
4’00″/kmなら2時間20分、このあたりがおそらくランラップ最速選手。
4’15″/kmなら2時間30分、宮古島のアップダウン考えると、これを切れると宮古島のアップダウン考えたらIRONMANでもランsub3が見えそう。
4’30″/kmなら2時間40分、さすがにここは切りたい最低ラインだったが、故障の関係でそれすらどうなることやら。。。
T2
若者に心配されながらも、とりあえずいつも通り座り込んでのんびり準備。
今回はバイクはゼッケン後ろのみ、ランでは『前後』に必要だから、予めゼッケンを2枚つけて置いたウエストポーチに付け替え。
さらに汗を拭いて日焼け止めを厚塗り。
安定の最強日焼け止め・アグレッシブデザイン。
IRONMAN台湾では厚塗りしすぎて『バカ殿』と呼ばれたが、今回は宮古島まもる君スタイル←
さらに靴下とシューズをはいて走り出そうとしたら…アナウンスで菊池君がT2に入ってきたとのこと。
やっぱり東平安名のは見間違いではなく菊池君だったか…てか鎖骨折れて片手で泳いで、バイクも多少影響あるはずなのに、結構近い…😂
ランスタート
ランスタートすると、一緒にT2に入ってきた2人ははるか彼方…相変わらずトランジが遅すぎるな…
今回の走り出しの感覚としては、右足の足底と中臀筋が痛い…
足底はBONTのZERO+というカチカチなバイクシューズを使うと5割くらいの確率で出る…が、いつもは左足だったのに今回は初の右足。
序盤は走りにくいけれど、10kmくらい走っていると直ってくることが多いので無視←
中臀筋は多分バイクで過剰に使ったことによる痛みかな?一番不安だった右脚の付け根に痛みが出ていないのが謎。
(結果的には中臀筋の痛みでマスキングされていた模様。。。レース終わってしばらく中臀筋が痛かったが、治るにつれて右脚の付け根が痛み始めた)
ランコース、往路
本来は最低目標であった4’30″/kmであるが、今回は故障の痛みと直前の練習量をかなり削ったこともあって、走り始めから4分半…(今回はレース前の14日間で73km、IRONMAN Barcelona前の2週間は103km+観光や受付で歩数多い)
2km過ぎではGreenmanが応援してくれていたが、この時点ですでにキロ5分、先行き不安しかない💀(今回全くダイエットできなかったから、また「デカさだけはワールドクラス」と思われてそうやな~とか考えながら通過w)
今回は直線往復コースということで、復路はいろいろな人とすれ違えるけど、往路はかなり人が少ない。
しかも市街地3kmほどを終えると、沿道にもボランティアや応援の姿はほとんど見えなくなる。(コースの分岐が少なすぎて、ボランティアが道案内する必要がない笑)
ずいぶん先まで見通せるのにバイクを一緒に終えた2人は見えないし、後ろも人の気配がない。
『今の気温だとエイドが2~2.5km間隔くらいで欲しいけど、結構遠いなぁ…』なんて考えながら一人旅。
エイドでボランティアをしてくれている地元高校生が、面白がって大量の水をぶっかけてくれるのだけが心の癒し😇←
なんてのんきなことかんがえてたら、7km過ぎで突然道路わきに選手が。
『あれ?バイク一緒に終えた2人とも違うウェア…?』と思ったら篠崎さん。暑さに弱いタイプの選手は今日はキツそうだな~と思いながら通過。
ジェルは4つ持ち込んでいるので、目安としては7kmおきに摂取。
アミノバイタル2本は疲れたら、エレクトロライトパウダー2本は塩分不足を感じたら、ロキソニンは20kmあたりで。笑
この辺りでは足底の痛みはもう気にならなくなっていた。とはいえ、悪影響は出ているので、Bont+は空力は良さそうに見えるがバイクの後にランを控えるトライアスロンで使用するかは悩みどころ。。。(痛まないことも結構あるけど。熱成型で何度か調整すれば良くなるかな?)
10kmを過ぎたころに対向車線を走ってきた車の放送で、『本日は前日本トライアスロン宮古島大会が開催されております。まもなく先頭が通過しますので、皆さん応援をよろしくお願いします。』的なことを。
え?先頭が通過って、10kmから折り返し考えたら14km差??1時間くらい開いてんの???
ってビビったけど、そこから数キロ走るまで先頭は来なかった🤣
そんなことより(?)、12kmあたりのエイドを過ぎたところで、突然後ろのエイドに選手の気配。
誰かと思えば…TRIONのユニフォーム、星ヒデさんじゃん😂
(あ~やばいな~、今日のコンディションでヒデさんの走力だと、ここで追いつかれたらまず逃げ切れんな~)
とか考えてたらあっさり追いつかれた←
・・・てか細田さんと上田さんのオリンピアンコンビも一緒にいるんだけど??
どういう状況かイマイチ分からないけど・・・
とりあえずこのオリンピアンコンビはメディア映えする。私もついていこう(邪念
ということで、細田雄一さん、上田藍さん、星ヒデさん、私という謎の(無駄に濃い)4人組で追走開始。
上田藍さんと言えば、先日のIRONMANのランをsub3で走っているのだから、きっと今日のランも結構速いだろう・・・と思ったら、案の定ペースは4’20″/kmを切っている😂
…てか意外と付いていけるものだね、3km地点でキロ5分近くかかってたのに。
しばらく4人で走っていたら、11~12kmあたりで先頭の寺澤さんとすれ違い。そこから1km以上誰もも来なかった(≒2km以上の差がある)から、優勝はほぼ確定だろう。
2番手は誰かな?と思っていたら、折り返し少し前の一番急な下り坂で歩いて、上ってくる星大樹を発見。
昨年の宮古島も補給ミスで失速していたけど…宮古島とは相性が悪いというかなんというか…😇
3番手に山岸君。昨年は星大樹と5・6位のスプリント勝負をしていたけど、今年はかなりいい位置にいるなぁ…ランが強い選手だから星大樹は歩いていたしキツそう。
そんな感じで知ってる人・知らない人を眺めたり、「バイク一緒に終わった二人はどの辺かな?」「竹谷さん前にいるやん!」とか思いながら走っていたけど・・・
案の定、復路の人たちからは『なんかエグい4人組が追ってきている』と思われていたらしい…😇笑
そして折り返しへ。
なんかドラクエのパーティみたいと呼ばれた4人組。
癒し系の僧侶や、まして賢者などいない。
戦士・戦士・武闘家・武闘家の脳筋パーティである←
足痛いくせに余裕をかます先頭の戦士A。
てっきりオールスポーツかなんかが写真撮ってるのかと思ったら、ばっちりLIVE中継で放送されていた。。。
武闘家(女)は暑苦しいおっさんたちに囲まれるのが嫌で少し距離を置いている←
実況を務めたハイリッジの高嶺さん、
『濃いメンバーですね、これは濃い、濃いです濃いです!』
ひたすら濃いを連発するが、一緒に実況している女性にはあまり伝わっていないのか、「あ~・・・」って感じのリアクションをされているw
LIVE中継を見ながら応援していた一部の友人からは、『今回の宮古島のベストシーンw』との評価もいただいた🤣
ランコース、復路
折り返してしばらくするとやってくるのが、今回のレースで一番長くて斜度もそれなりにある坂。
折り返し前から後ろに潜んでいた藍ちゃん、上り坂で明らかにスピードを上げてしかけてくる💦
そして千切れるおっさん3人組。。。(体が重いねん…)
翌日の成績上位者記者会見で、
藍ちゃん「ただでさえ暑いのに男性3人に囲まれて暑苦しかったので、自分が得意なところで千切りにかかりました」
…素人のおっさん相手に、なんて大人げないオリンピアンや🤣笑
そこからは竹谷さんを抜き、バイクを一緒に終えた2人を抜き、地味に順位を上げながら。
上位でも時々歩いている選手を見かけ始める。。。
上り坂では4人組の最下位になったものの、しばらくして細田さんを抜き返し、ギリギリ星さんが見えるくらいの位置をキープ。藍ちゃんはもう見えない。。。
最初はすぐ後ろにいた細田さんの気配もなくなり、往路を眺めていると、「やはり女子2位はチノちゃんか~」「意外と梅田君が近いところに…彼もランが強いからあのまのペース出来たらいやだな…(彼も折り返しまでは平均4’20″/kmくらいで走っていて、そこまでは全体で3位くらいのペース)」とか、知り合いも結構いるから面白い。
大分気温が上がってきた感じはするけど、熱中症や脱水の気配は感じず、ペースを落とす必要もない程度。
(まぁすでにIRONMAN Barcelonaのぺースダウン後の速度でしか走れていないんですけどね←)
とか思っていたら、25km過ぎのエイドでまたすぐ後ろに細田さん🤣
後ろに付かれるのもプレッシャーだが、2人で走ってると集中力も維持しやすくて良い。
ここまで抜いた人数を計算すると…あれ?藍ちゃんが女性だから男子総合から外れるとあれ?もう一人抜けば総合10位?
(実際には宮古島のルールは特殊で『総合10位』と『女子総合10位』を表彰対象としていたから、藍ちゃんがダブル受賞になるという他の大会でも前代未聞な結果に終わったけど😂)
のん気に考えながら淡々とピッチで刻んでいたら市街地へ帰還。この頃にはアミノバイタルもエレクトロライトパウダーはも使い切っていたので、エイドの食塩を流し込みつつ。
(欧米のレースはエイドに食塩とかないこと多いから、Hamburgは電解質多めに持ち込んだ方が良いかな?でもPRECISIONが電解質オフィシャルパートナーになったから、何か出る??)
その後、ずっと細田さんと一緒だったので…『あれ?意外と疲れているのかな?』なんて思ってたら、29kmあたりの大通り最後のエイドで水飲んである間に抜かれそうに🤣
追いつこうとペースを上げたら逆に抜いてしまったので(←)そのままキロ4分強で走って20~30m離す…が、すでに脚が棒な私、ペースを維持できず元のペースに戻す👻笑
脚がプルプルしながら走っていたら31km過ぎたあたりで逆に細田さんがキロ4分くらいに上げてきて抜き返される…脚プルプルな私、付いていけず。。。
終盤まで後ろに潜んでロングスパートで刺すとは・・・
…素人のおっさん相手に、なんて大人げないオリンピアンや🤣笑(本日2回目、笑)
こうなると総合入賞は厳しくなるわけだが、そこで気になるのは折り返しの時にいいペースで走っていた梅ちゃんに抜かれること・・・
彼に抜かれてドヤ顔されるのだけは嫌だ😭←
ということで後ろから近づく人にビクビクしながら🏃
33kmあたりで1人迫ってきたが、見たことのないウェア。(リザルト見たら韓国人っぽい?)
なんとか4分30秒台を保っていたピッチ走りも、もう限界で33kmからは4分50秒台に😇
なんか遠くからめっちゃ大声で応援してくれる人がいる…誰や!?
と思ったらぶっちさん。笑
テンションの高さに少し元気をもらった・・・気もするが、もはや低空飛行のジョグを腕振りで無理やり続けるのみ🤣
ただひたすらに『34kmまだか~』『ゴールまだか~』『実はちょっと短くて34.5kmだったりしないかな~』とか考え続ける😇
バルセロナみたいに調子が良いとラスト5kmもあっという間だけど、調子が悪い時のランはホント長い。
Garminのラップがホントに鳴らない。そろそろ1kmかな?と思って時計見ても300mしか進んでいない。
34kmを過ぎ、最後の坂を上って(あ、最後にトラック1周あるから、やっぱり35kmか、と思いつつ)、トラックへ。
残り150m地点で後ろを見て、ようやく順位確定😇
久々にしんどいレースだった。。。
レース後
知り合いもチームメイトも続々とゴール。
終わってからはゴール広場で延々とアイス食べたりコーラ飲んだり。
脱水や熱中症の感覚はなかったけど、やっぱり結構水分は抜けてるっぽい。
(そして上裸でいたら、STの監督に「神谷君ってあんなにお腹ぽにょぽにょなの!?」って言われていたらしい…)
2時間くらいいろいろな人と話して過ごし…
ホテルに戻ったら急いで洗濯にバイクの分解と梱包😇
第4種目とアワードパーティ
無事に片づけを終え、20時からは止まっていたホテル併設のしゃぶしゃぶ&すき焼き屋で打ち上げ!
宮古牛とあぐー豚・・・美味🐷
近くで友達が飲んでいたので、私だけ二次会へ🤣
翌日は午前に上位者記者会見、午後にアワードパーティ。
男子の上位6人と、女子の上位3人。
本当はここには入りたいところだったけど。。。
みんな強い選手だけど、勝てない相手ではないし、次回はレースでフィジカルもメンタルもピークにもっていかないとな。。。
ランチはホテル ルーカスの中にあるダグズ系列のお店にて、土田さんおすすめのフィッシュカレー。
予想以上に美味し😋😋
そしてアワードパーティへ。
自分の写真はなかったので、翌日の新聞よりw
ウェルカムパーティはアルコールなしだったけど、アワードパーティはオリオンビールも泡盛もしっかりでました🤣
そして夜も打ち上げは続く…
宮古島のクラフトビールのお店へ!
Hazy IPA中心にいろいろ飲んだ!やはりクラフトビールはいいね!
宮古島に住んでいる土田さんの友人たちと一緒に飲み🍻(そして無駄に主張するゴリラ)
隣で久保埜君たちが飲んでいたから、帰る前に挨拶をと思ったら…そのまま一緒に飲むことに🤣
結局ホテルに帰ったのは1時過ぎくらいだったか・・・
翌日はホテルチェックアウトしてから吉野海岸でシュノーケリング🐠🐠
普通の人たちが岸から20~30mのところでシュノーケルつけて遊んでいるのに(かなり遠浅)、私と土田さんはサンゴの上を泳いで行って、リーフブレイクの向こう側まで・・・
サンゴで浅すぎる上に波がかなりあるから泳ぎにくかったけど、波が発生するポイントを越えれば静かなものだし深さもあって魚の種類も変わる🐟
ウミガメも見れたし、ひさびさに『泳げて良かった』と思えるくらい楽しかった🤣
さすがにリーフブレイクの向こう側へは息子とはいけないから、トライアスロン仲間ならでは😇
OWSできる人にはぜひシュノーケリング(シュノーケルなしw)に行ってほしい海岸ですね!(駐車料金1,000円、シャワー更衣室あり、フィンなど各種レンタルあり)
4月中旬の火曜日で、観光客もほとんどおらず、十数人でビーチ占用できるのも良い😇
今回の補給・ギア
モルテンカフェイン入り。バイクはコスパの良い粉タイプだけど、ランはジェル。。。💸
ちなみに日本で普通に売られているのは糖質25g、100kcalの物だけど、エキスポでは糖質40g、160kcalの物も売ってた。海外では売ってたのかな?今度はこちらも入ってくる?
アミノバイタルゴールド。体感できるレベルで回復に差が出る🤔
レース中に筋肉が疲れたときに飲んでも回復するけど、効果は20分程度。笑
多数持ち込んで飲み始めたら20分おきに飲み続けているw
エレクトロライトパウダー。個包装だから日本の湿度でも劣化せず、レース中に不足分を補いやすい。
PRECISIONのカプセルタイプはバイク中にとりやすいから、次回から導入しようかと思ったけど…意外と、この『塩分摂取を味覚から脳に伝える』と、塩やレモン味の刺激を与えるというのは重要なのでは?と思い始めているところ。
今回のランシューはメタスピード エッジ パリ。
メタスピードの初代スカイはあまり合わなかったけど、3代目は軽いし反発もあって良い。
「本気ならアシックス」もとい、『アシックスの本気』を見せられたようなシューズ。
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