サラリーマン、練習時間の確保は引き算で!

仕事に練習に家庭にとなかなか忙しいサラリーマン。
人によっては他にも趣味があったりと、なかなか練習時間の確保が難しいのではないでしょうか?

そこで今回は練習時間の確保についてです。
やりくりは大変ですが、私の場合はメインのIRONMAN前の追い込み時期などは、月50時間の残業をしつつある程度家庭の時間も取りながら、週20時間強の練習時間(スイム40km、バイク1200km、ラン280km程度)を確保していました。

時間の使い方を把握する

練習時間を確保したいときに、多くの人が走るのが次の間違い

じゃあ睡眠時間を削って練習しよう

それでは疲労が回復しきらず強度が落ちる(回復まで時間がかかり頻度が落ちる)とか、仕事中に眠いなどの問題が発生してしまいます。

1日のうち、削れない時間は何か?

まず基本はここです。
私の場合は以下を必要な時間としてあげました。

  • 勤務時間   8時間 +昼休憩1時間
  • 通勤時間   往復2時間
  • 食事     1.5時間(準備・片付け含む)
  • 風呂・洗濯等 0.5時間
  • 睡眠     6時間
  • 家庭の団らん 1時間

残業については時期や曜日によって違ったり、減らせる部分ということもありとりあえず加算していません。

この時点で24時間から引くと残り4時間です。
トレーニング時間としては十分すぎるくらいでしょう。
平日に残業が毎日3時間(月60時間)と忙しい場合でも毎日1時間のトレーニングと週末のポイント練習ができます。
1~2時間の残業(月20~40時間)の人なら毎日2〜3時間のトレーニング時間と、オーバートレーニングになるくらい練習もできます。

何に時間が消えているのか把握する

毎日2〜3時間のトレーニング時間と言っても「そんなに時間ないよ」という人も多いでしょう。

では何に消えているのか?

 

スマホゲーム、SNS、テレビなどに消えている人も多いのではないでしょうか?

私の場合、食事の時間以外テレビを見なくなり(そもそも独身寮では部屋にテレビを置かなかった)、寝る前に「スタミナ消費・・・」といって実は時間を消費しているスマホゲームはほぼやめ、SNSは投稿の頻度を減らし(投稿すると「いいね」が気になるw)通知はOFFにしました。

LINE・FACEBOOK・インスタの通知を切るだけでスマホがかなり静かになります。笑(LINEは通話だけなるようにしています)

もちろん、友達とやっているゲームやSNSのコミュニケーションを否定するつもりはありません。

ただ、自分にとって優先度が高いものは何か、特にトライアスロンという練習に時間が掛かるスポーツで年代別入賞したい、KONAに行きたい等の目標を持っている方は、優先度の低いものを見直すと良いと思います。

時間の使い方を見直す

何の時間がどれくらい必要なのか、必要ではないことにどれくらい時間を使っているかがわかってきたら、次はそれらを見直します。

「ながらトレーニング」にできるものを見直す

まず見直したのが「通勤時間 往復2時間」。実は最初はバス15分→電車10分→徒歩10分で、乗り換え含むと50~60分かけて通勤していました。

ところが家から会社は約8km。
十分自転車で通える距離ですし、飲み会の日は朝は走って通勤、帰りは電車としました。
8kmなら自転車で30分、更に多少のアクティブレストになったり夜のジムのアップになると一石二鳥でした。
人によっては片道20kmの自転車通勤をしている人や、距離を乗るためにあえて80~100kmの回り道通勤をしている人もいると聞きます・・・笑

1週間単位で見直す

上記には入っていませんでしたが、1週間のうち2~3回、食材の買い物に行っていました。
実はこれが1回あたり30分程度はロスになり、日々の練習時間を削っていました。
そこで私が買い物について決めたルールが以下のもの。

  1. 予め買いたいものをリストアップして、翌日の買い直しを防ぐ
  2. 音楽を流しながら買い物。2曲終わるまでにレジへ向かう
  3. 買い物は週1回でまとめて購入。

上記のようにすることで、複数回行っていた買い物を1回にし、1回あたりの買い物時間を短縮するように努めました。
結果としては明らかに時間に余裕が持てるようになっています。

練習時間の確保に投資する

例えば、残業1時間で2,000円を稼ぐ人の場合、練習に1時間使うということは、残業をしていたら貰えた2,000円を練習に投資しているとも取れます。

つまり、時間を短縮するための投資にはそれだけの価値があると言うことです。

ということで、私は自動調理器のホットクックと、自動掃除機のルンバを買いました
それぞれ4万円程度と安くはない買い物でしたが、上記の計算でいけばそれぞれ20時間の練習時間を確保できたら初期投資はペイできるし、その後も使い続ければおトクになるということ。

そしてついでに便利だったのが、自動調理鍋は育児中に火元を離れれるということ。
パパにとっても大助かりなアイテムでした。笑

ビッグプーリーなど「これに変えると○○秒の短縮!」と謳っているアイテムは色々あります。
でも機材投資する前に練習時間の確保に投資したほうがタイム短縮できる人は多いのではないでしょうか?

時間の価値を見直す

これは意識の問題です。

5分練習時間が伸びれば1kmのインターバルを増やせます。

20分伸びれば「3種目で時間がいっぱいいっぱい」といっている人もウェイトやストレッチの時間を作れます。

1時間あれば200ページ弱の本を一冊読んで知識を増やすこともできます。
1種目ならポイント練習として追い込める時間です。

スマホ見る時間、ドラマ1本見る時間、残業に使っている時間など1時間というものは案外簡単に過ぎてしまいます。

その1時間をどのように使えば自分の成長につながるか、を頭に入れておくと1年間で何百時間の成長の差になるかもしれません。

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3 COMMENTS

TKtrytoKONA

挑戦者さん
コメントありがとうございます!
我が家の場合は朝晩の食事で1時間半、息子と風呂の時間もあり、その他の時間としては1時間くらいと見ています。人によっては2時間欲しいなら2時間でもいいと思います。
もちろん人によっては通勤時間や残業時間も長い・短い色々あるでしょう。
この記事での趣旨は『自分の過ごしたい時間・必要な時間は確保し、目的なく流れている時間はないか見直していく』という事なので、配分は個人に合わせて変更していただければと思います。

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