長引く腸脛靭帯炎、練習を継続しながら治療するために私がやったこと。

こんにちは、パパサラリーマンのTK(TK@パパサラリーマン)です!

ランナーだと悩まされることも多い怪我、腸脛靭帯炎
主な理由としては、『フォームの悪さ×オーバーワーク』で発生します。
治療方法としては、オーバーワークならもちろん休むこと。

でも「重要な大会の前でどうしても練習しながら治したい」とか、「長引いて中々治らないけどいい方法は無いのか!」ってこと、ありますよね?笑
私自身も2017年の春に左足、2018年の夏に右足と、2回痛めています。
そこで今回は私が取った対策を紹介します。

専門の先生の治療も受けて、対策を一緒に考えています。フォームが原因の面などはもちろん個人個人で原因が異なります。『これをやれば絶対に治る』という紹介ではないので、『まずは腕のいい先生に見てもらう』『近くにいい病院がないから参考にしてみる』程度に見ていただけたらと思います。

腸脛靭帯炎の発生

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http://tiryo.net/tyoukeijintaien.html

私の場合、8月の第一土曜・日曜に法事で九州に行く用事があり、3日間練習ができなくなるので、その前に追い込んでおこう…

と、ハードワークを繰り返したら、突然ふつうに歩けないほどの痛みが腸脛靭帯とハムストに発生しました(;´Д`A
そこから2週間は完全に走らず。痛みのなかったバイクとスイムのみ継続しました。
ところが2週間後にジョグをしても違和感があり、少し走るとまた痛みだす…
9月の2週目と3週目にミドルトライアスロンのレース、その先の10月にIRONMAN KONAがあったので、少しジョグをしながら治療をすることにしました。

ジョグしながらの治療を開始

治療1、レース以外はなるべく走らない

基本的には休まなければなりません
特にオフシーズンの人、重要度の低い大会はあるけどメインの大会は先という人は、休みましょう。

治療2、走ったらアイシング

怪我の基本対策の1つですね!
走った後は炎症部分のアイシングを実施しました。手を抜いてはダメです。
夏は気持ちいから冷やすけど、冬は寒いし…
でも頑張って冷やしましょう。

治療3、湿布と塗り薬

夜中には湿布を貼ったり、昼間は剥がれてしまうので塗り薬を何度か塗りました。
湿布はロキソニンテープやボルタレン、塗り薬はボルタレン系を使用しています。
腸脛靭帯炎だと大判タイプが便利です。

ちなみに飲むロキソニンはメインの大会でしか使っていません。
練習や重要度の低い大会で使うと、怪我の悪化などのリスクが大きいので使用しませんでした。(メインの大会でも副作用の腹痛で大変なことになりましたが…笑)

治療4、中臀筋をマッサージする

これはランナーよりもトライアスリートに多いのかもしれません。
前回左足を痛めたときに『バイクなどで中臀筋を疲労した状態で走ると痛めることがある』と言われたので、なるべく中臀筋に疲労がたまらないようにしました。
バイク→ランを連続でやるブリック練習も殆どやっていません。

治療5、中臀筋から足の外側のストレッチ

大臀筋・梨状筋・中臀筋・大腿筋膜張筋のあたりのストレッチは青トレのストレッチ編を参考にしています。(P.70~73)
他にもいろいろな筋肉の伸ばし方が実演の写真付きで載っているので、持っていると参考になります!

治らないままトライアスロンへ出場

9月9日:伊良湖トライアスロン

スイム:2.25km、バイク:70km、ラン:20km

9月16日:九十九里トライアスロン

スイム:1.9km、バイク:90km、ラン:21.1km

9月に入ってからは大会以外で殆ど走っていませんが、バイクで疲労した脚でハーフマラソンくらいの距離を2週連続で走っていれば治るはずもなく…苦笑

かねてから腕がいいと伺っていたLifeBloodさんを受診することに。

原因の詳細調査と治療方針の修正

9月20日、LifeBloodへいってきました。
(この日以外全然予約が空いてなかった…自費治療で安くないのに、すごい人気だ…)

ちなみに、これ以降も1~5は継続しています。

治療6、LifeBlood治療院で受診

Lifeblood 鍼灸マッサージ院

痛みは結果であり、結果があれば必ず原因があります。
Lifeblood鍼灸マッサージ院では、痛み(結果)の治療だけでなく、痛みの原因の解決も同時に目指す治療を行っています。その一つとして身体の正しい使い方を習得する事も行います。
それにより、痛み(結果)と原因の解決を行う事で身体への負担を減らし、痛みの出にくい身体作りを目指します。
鍼・灸・あん摩マッサージ指圧だけでなく運動療法も含めて私たちが提供するサービスは1人1人へのオーダメイドです。
また、当院では患者様へのカウンセリングを大事にしています。
カウンセリングを密にする事で、精度の高い評価と治療を可能にします。

症状の説明から、片足でのスクワットや歩行をしての動きの癖の確認、そして治療…
動きの癖としては、

  • 骨盤が右側だけ全然動いていない
  • 体重が母子球まで掛からない(靴も真ん中より、もう少し後ろ側がすり減る)
  • それによって右膝が内側に入り込む
  • その結果、右膝の外側が擦れて腸脛靭帯炎になる。

だから膝の曲げ伸ばしをするバイクでは(膝が内側に入らないので)痛みが出なかったんですかね…(ΦωΦ)?

治療7、走る前に骨盤周りの筋肉を動かしておく

右側の骨盤が動いていないとのことだったので、走る前に意識的に骨盤の周りの筋肉を動かすようにしました。
ちなみにこれは右だけでなく左側もやっています。

治療8、竹踏み

土踏まずも問題とのことだったので、竹踏みも実施しました。
スネの前面が竹の上に来るようにして、レッグランジをするように腰を落とします。

治療9、低周波治療

腸脛靭帯炎はじめ、故障の治療に超音波治療がいいと聞いたので、使用してみました。
(こちらの機器はもともとハードな練習後に筋肉の凝りをほぐすために使っていたという…w  怪我の治療が本来の使い方です。)
流石に一部の接骨院とかにある250万とかの本格的装置に比べればパワーが劣りますが、家庭で日々使えるという意味では役に立ちます。

治療の結果

20日に受診して竹踏みなどはAmazonで即発注したのですが、
なんと10月の初めには痛み無く走れるように(╯°□°)╯

本当は治療を順番にやればどれが効果があったか分かっていいのですが、私もIRONMANまで時間がなかったので、やれることは一気にやってしまいました。笑

そこから10日間、再発しない程度にジョグを徐々に増やして、付け焼き刃状態で挑んだIRONMANでしたが、まさかのランラップは過去のロングトライアスロンで最速

大会ギリギリに治ってもなんとかなることもあるものです。

みなさんも、まずは故障を直して、良いトレーニング・レースをお過ごしください!

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